よくあるご質問

弊社のサービスに関するよくある質問をご紹介いたします。

※質問をクリックいただくと、回答が表示されます。

ウォータージェット切断
ウォータージェットの切断面層について教えてください。
ウォータージェット加工では一般的に梨地と言われる面相になります。(梨の実のようなザラッとした感じです)
マシニング等の機械加工のようにツルツルとした面相にはなりません。またガラスやアクリル、ポリカなどの透明感のある材質は、白っぽく曇ります。
詳細につきましては、「ウォータージェット加工事例」をご参照ください。
ウォータージェット切断ではどれくらいの板厚まで切断可能ですか?
弊社のウォータージェット加工機ではMAX190mmです。
ただし、材質等の加工条件によっても異なりますので、許容範囲内でも対応できない場合がございます。
なお弊社にて実績がない場合には事前にテストカットをさせていただく場合もございますので、予めご了承ください。
できるだけお客様のニーズにお応えできるよう対応させていただきますので、まずはご相談ください。
ウォータージェット加工後のバリについて教えてください。
材質にもよりますが、まず気にならないレベルとお考えください。
弊社では原則としてバリの処理は行わず、切断したままの状態で納品させていただいておりますが、特別問題になったという事例はございません。
ウォータージェット切断では切断面がテーパになると聞いたのですが、本当でしょうか?
弊社のウォータージェット加工機におきましては、切断面のテーパはほとんど解消することが可能です。
ただし材質、特に板厚によっては若干のテーパが発生することもございます。
弊社のウォータージェット加工機にはダイナミック機能というものが搭載されており、機械が自動演算を行って絶えずノズルの傾きを制御しております。その結果、切断面のテーパレスが可能となっております。

なおテーパレスにするための推奨板厚はメーカー曰く、38.1mmまでです。ただし材質や形状によっても異なりますので、まずはご相談ください。
ダイナミック機能につきましては、ウォータージェット加工ページの動画をご覧ください。ノズルがクネクネと動いて加工していく様子をご確認頂けます。
ウォータージェット加工機で切断できないものはありますか?
弊社が把握している限り、強化ガラスだけはその性質上切断不可能です。(ただし種類にもよるようですので、弊社と致しましては一緒に研究させていただく協力会社様を募っております。)
それ以外であれば基本的に何でも切断いたします。
金属から家電製品、難削材など「こんなもの切断できないか?」というものがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
※弊社では生物とそれに準ずるもの、食品の切断はお断りしております。ご了承ください。
素材のわからないものでもウォータージェットなら切断することは可能ですか?
ウォータージェットなら切断すること自体は可能です。
ただし素材の硬さ等を憶測で判断し、加工するため精度的にはあまり期待できません。
精度をご希望のされる場合には事前にテストカットをさせていただくこととなりますので、予めご了承ください。

なおアッセンブリー品の検査など、研究開発のために切断をご希望される場合においても切断可能ですので、お困りの際は是非ご相談ください。
ウォータージェットの切断用ノズルの径と切断取幅(切断代)を教えてください。
ガーネットを混ぜて切断するノズルの径が約1.2mm、水のみで切断するノズルが約0.2mmです。
切断幅(切断代)は材質や板厚等によっても変化いたしますので、一概には申し上げられませんが、ほぼノズル径と同等とお考えください。
ウォータージェットで可能な最小の穴あけサイズを教えてください。
一概には申し上げられませんが、研磨剤を混ぜて切断した場合でφ3.0mm程度、水だけで切断した場合でφ0.5mm程度とお考えください。
ただし弊社のウォータージェット加工機の強みといたしまして、切断用ノズルとは別にドリルユニットを搭載しております。
よって高圧ジェットでは加工できない穴や穴径の精度が求められる製品に対しては、接触型の工具を使用して対応させていただくことも可能です。
まずはお気軽にご相談ください。できる限りご要望にお応えできるよう対応させていただきます。
ウォータジェット加工には専用冶工具が必要ですか?
ウォータージェットでの加工において、板状でフラットなワークであれば基本的に専用冶工具は必要ありません。
ただし材質や形状によっては専用冶工具が必要となる場合もごく稀にありますので、事前にご相談ください。
ウォータージェット加工機で3次元的なものを切断することはできますか?
残念ながら、弊社のウォータージェット加工機は基本的に平面加工機となりますので、3次元加工には対応しておりません。
ただし材料が成型されていて、緩やかに反っているなどの程度であれば切断可能な場合もございますので、まずはご相談ください。
ウォータージェット加工の発注に際して、加工形状をCADデータで支給できますか?
加工図面以外であればCADのdxfデータ、もしくはmxdデータでお願いいたします。
現物しか支給できない場合は、次の質問の「現物からデータを起こして、ウォータージェット切断してもらうことは可能でしょうか?」をご参照ください。
現物からデータを起こして、ウォータージェット切断してもらうことは可能でしょうか?
条件を満たしていれば可能です。
その条件といたしましては、現物サンプルが板状でフラットなもの及び400mm×600mm以内であることです。
ただしデジタイザーという製図の機械を用いてデータを起こしていくため、精度的にはデータ上で±0.3mmくらいとお考えください。
そのため本生産に入る前にテストカットを行い、お客様のご了承をいただくという手間が加わります。予めご了承ください。
製品表面の塗装等をウォータージェットで剥離することはできますか?
剥離加工はできません。 弊社のウォータージェット加工機は、切断専用機です。
よってウォータージェットによる剥離加工につきましては、メーカー及び剥離加工専用機を保有する企業様にお問い合わせください。
低コストでウォータージェット加工をしたいのですが、可能でしょうか?
可能な限りご希望に沿えるよう検討、またはご提案をさせていただきます。
具体的な例といたしまして、まずウォータージェット加工で仕上げ代を残した粗切りを行い、その後機械加工で最終仕上げをするという方法があります。
一見すると逆にコストアップしそうな気がしますが、両工程ともに加工速度が増すため、トータルコストで検証するとメリットが発生するということが多々ございます。

上記の方法以外でも品質や納期、コストなどお客様の多様なニーズに合わせて、様々なご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
ウォータージェット切断の加工メリットをお教えください。
  • ウォータージェットでは硬いものから柔らかいものまで、切断の素材を選びません。
  • ウォータージェットは切断時に熱を発生させないため、熱影響による材料の変質や変色がなく、同時に有毒ガスの発生や粉塵の飛散もありません。
  • 50mmや100mmといった厚物であっても、ウォータージェットであれば一度で切断できるため、加工コストの低減や納期の短縮が可能です。
  • ウォータージェットでは金型が不要なため、低コスト・短納期を実現します。その上、板状のフラットな材料であれば、基本的には専用冶工具も必要としません。
詳しくは「ウォータージェット切断の特長」をご参照ください。
ウォータージェット加工といいますが、本当に水だけで切断出来るのでしょうか?
はい、水だけで切断出来ます。
切断用ウォータージェット加工には2種類の方法があり、1つは水だけで切断する方法、もう1つは水にガーネット(研磨材)を混ぜて切断する方法です。
通常、水だけで切断するものは、ゴムやスポンジなどの柔らかい素材がほとんどです。
金属などの硬い素材の場合にはガーネットを混ぜて切断します。
ウォータージェットの切断精度について教えてください。
切断精度の目安としては±0.2mmとお考えください。
ただし材質や厚さ、切断速度等の加工条件によっても変化いたしますので、ご希望の精度がある際にはお見積のご依頼やご注文の際にご相談ください。
できる限りご希望に沿えるようご提案させていただきます。